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”小川寺の獅子舞”は、「火祭り」と「春秋の祭礼」に千光寺観音堂内で奉納されます。
この獅子舞は、古い様式を残しており、神仏混淆(しんぶつこんこう)の行事で、神主、宮総代が従って、神輿が千手観音堂の周りを7回半まわります。
この時に、獅子、天狗、2つのばば面と、1つのあねま面が、露払いを行います。ばば面とあねま面は実在した人物で、推定では宝暦年間(1751~1763年)の人々で「森木三右ヱ門」と「十王堂(じょうど)六兵衛」といわれた豪傑(ごうけつ)と、鬼神の「お松」といわれた女傑だと言われています。
獅子は、二人獅子で、地を這うように頭をゆっくり左右に振り、何かを探るような身振りで腰をかがめて舞い、天狗は先頭に立って右手右足、左手左足を一緒に出してピョンピョン跳ねるように踊ります(南蛮踊り)。ばば面の一人は、身体を斜めにして足を引きずり、もう一人は、両手を広げて、四股を踏むような格好をします。あねまは、袂をゆっくり肩まで振りながら、しおらしげに歩きます。
また、千光寺の本尊千手観世音菩薩のご開帳の際には、別の獅子を使い、形式もことなっています。
秘蔵されているご本尊を、観音堂へ送られる時に、その露払いを務める獅子を、「だいもんさき」といい、雌・雄の獅子が、それぞれ一人の児童を肩に座らせ、児童は左に傘、右に剣を振って露払いをします。
所在地 | |
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TEL/FAX | −/− |
開催時期・時間 | 火祭り・1月第4日曜日 春祭・3月12日 秋祭・10月12日 |
交通アクセス情報 | あいの風とやま鉄道魚津駅より 車で20分 |
市民バス | 富山地方鉄道バス黒沢線 小川寺 下車 |
駐車場 | なし |
運営主体 | 小川寺獅子舞保存会 |
文化財指定など | 県指定文化財、無形民俗文化財(平成6年2月24日指定) 2006年「とやまの文化財百選」獅子舞百選 |
施設・設備 | ![]() |
権利情報 | |
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参考文献 | 魚津市史下巻(近代のひかり) |
記録・ランク | |
調査対象者 取材元 |
入井孝博さん |
調査日 | 2011年11月24日 |
調査担当者 | 梶谷 由樹 |
その他特記事項 | 獅子舞(の踊り)は何十種類あり、その全てを称して「小川寺の獅子舞」と言っています。ただし、県指定を受けているのは火祭り、春・秋祭りに踊られているもののみで、その3回の祭りが神仏混淆の祭りなので珍しいということです。 |