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片貝川
日本一の急流河川

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おすすめ月
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おすすめ時間帯
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おすすめ指数
ファミリー ★★★★★
カップル ★★★★★
熟年 ★★★★★
体験 ★★★★★
自然 ★★★★★
※疲労度 ★★★★★
滞在時間
短時間向き 長時間向き
どちらでもOK

由来・概要

片貝川は、富山7大河川の一つです。「片貝」の名称は、「片峡」、つまり片側だけの峡谷という意味からといわれ、現在も、海岸からわずか3kmのところまで、右岸の山並みがせまっています。その源を北アルプスの毛勝山(2,414m)、釜谷山(2,415m)、猫又山(2,378m)の通称毛勝三山付近に発し、河口付近で布施川を合わせて富山湾に注ぐ、流域面積約169k㎡、幹川流路延長約27kmの二級河川です。
片貝川は、平均河床勾配1/12(8.5%)の日本屈指の急流河川で、昔から洪水の氾濫とそれに伴う河道の変遷を繰り返してきました。魚津市史によると、かつては現在よりかなり西方を流れていましたが、嘉暦2年(1326年)の大洪水により片貝川は大きく東へ移動し、独立した河川であった布施川の流れを片貝川が奪い、現在の流れが形成されたといわれています。南又谷には「洞杉」として知られる立山杉の巨木が群生しています。また、左岸流域は、ヒメカンアオイとクビキカンアオイ(ウマノスズクサ科の植物)の2種が混在する地域として学術的にも貴重です。東又谷は毛勝山や僧ヶ岳へ、南又谷は釜谷山や猫又山への登山口となっており、県内外より登山者が訪れます。平沢の「沌滝」周辺には雪崩防止のために保護されているトチノキの原生林があります。

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特長・独自性

片貝川の下流域は広々とした扇状地となっていて、稲作地帯や、リンゴ、ナシなどの果樹栽培、豊かな伏流水を利用した半導体工場などが立地しています。
また、海岸付近には湧水地帯を作っています。
片貝川水系の河川水は、山地流域の豊富な水量と急峻な地形を活かし、古くから水力発電に利用されています。7発電所で51,900kw(最大出力)が発電されており、いずれも、急流河川の落差を利用した流れ込みの水路式発電です。
片貝川の上中流部は渓谷となっており、流出土砂量が多いため所々に砂防堰堤が整備されています。河床はほとんどが巨礫で覆われていますが、部分的に砂礫が堆積し、ヤナギ等の落葉樹が点在しています。ここでは、イワナ、ヤマメ、カジカ等の渓流魚が生息しており、渓流釣りを楽しむ釣り人の姿が多く見られ、河川敷には『片貝山の守キャンプ場』が整備されキャンプ多くの方に利用されています。

基本情報

所在地
TEL/FAX −/−
施設・設備
撮影スポット
ガイドマークの説明

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権利情報
参考文献 富山県ホームページ等
記録・ランク
調査対象者
取材元
調査日 2012年1月24日
調査担当者 梶谷 由樹
その他特記事項 上流域の地質は、飛騨帯の花崗岩(かこうがん)類及び片(へん)麻岩(まがん)類からなり、降雨、風化作用、雪崩などにより山地の侵食が著しく、土砂の生産が大変多いのが特徴です。
明治以前の記録に残った大災害は20回以上にものぼり、さらに明治以降においても水害の数は多く、明治年間13回、大正年間4回にもおよび、昭和に至っても、昭和27年(1952)7月豪雨や昭和44年(1969)8月豪雨などによる水害が発生している。特に、昭和44年(1969)8月豪雨による大洪水では、急流河川特有の強大な洪水エネルギーにより、堤防の決壊や橋梁の流失、床上・床下浸水、農地流失等の大被害を受けた。
かんがい用水については、安定した取水を行うため取水口の合口化が進められ、古くから扇状地の水田に利用されている。一方、合口用水の取水口となっている黒谷頭首工下流は典型的な扇状地形を呈し、かんがい用水の取水や伏流により、かんがい期に流量が減少する状況が見られる。
≪釣り情報≫  
片貝川には漁業権が設定されている。
富山県内水面漁業調整規則により、漁業権の有無に関わらず、県内の全ての内水面(河川・湖沼等)では、イワナ、ヤマメ、アマゴ、ニジマスの採捕は、10月1日から翌年2月末日まで禁止されております。
下流部は、主に水田地帯を流れている。平均河床勾配は1/60であり、河床は礫、砂礫で覆われ、複列砂州の形状を呈している。河道内にはヤナギやオニクルミなどの樹木、ツルヨシ、ススキ等の草本が群生し、アユ、ウグイ等が生息している。落合橋から河口にかけては、流れが緩やかで中州が形成され、ヤナギ類が群生しており、カワラヒワやムクドリなどの鳥類が生息している。水辺にはアオサギ、コサギ、カモメが飛来している。沿川には、桜づつみが整備され、高水敷はスポーツやレクリエーションに利用され、地域住民の憩いの場となっており、自然に学び、ふれあうことができる水辺空間として利用されている。
 片貝川扇状地においては、黒谷頭首工下流部では、河川水の伏流により流量の少ない区間が発生しているが、扇端部の至るところで湧水が見られ、住民の生活用水としても利用されている。
水質については、環境基準点落合橋におけるBOD75%水質値が、平成3年~12年度の10年間では、片貝川(落合橋)で0.9mg/l以下の範囲内でそれぞれ推移しており、環境基準値(片貝川AA類型1mg/l以下)を満足している。 
富山県ホームページ等により

≪片貝川水系電源開発の沿革≫
片貝川電源開発の起こりは明治45年1月片貝第一発電所を魚津市平沢(旧片貝谷村三ヶ字前平沢)地区に日本電気工業株式会社が魚津カーバイド工業用電力として開発に入川し発電を開始以来、大正10年本社を富山市におく富山電気株式会社を買収するところとなり、その賀、国策及び北陸地方経済の発展のために電力業界の統併合の推移と経緯をたどりながら同水系の後続の電源開発がなされ今日にいたる。 魚津市史より

まめ知識

【埋没林】
埋没林は片貝川の氾濫によって流れ出た土石が杉林を覆って、その後海面が上昇して現在の海面より下になったと考えられているますよ
【蛇石】
上流にある蛇石は昔、片貝川で暴れていた大蛇が狩人に退治されて石に巻きついて息絶えたものといわれており、蛇石の傍に建てられた蛇石神社では今も雨乞神事が行われています
【大友家持】
『可多加比の 川の瀬清く 行く水の 絶ゆることなく あり通ひ見む』 万葉の歌人、大伴家持が、清冽な雪どけ水が走る片貝川を歌ったものです

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